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2時間目:塗装の役割と種類|塗料には物を保護する役割、美観を与える役割、特殊機能を付与する役割があります。2時間目:塗装の役割と種類|塗料には物を保護する役割、美観を与える役割、特殊機能を付与する役割があります。

塗装の役割

塗料には物を保護する役割、美観を与える役割、特殊機能を付与する役割があります。 それぞれの役割について、見ていきましょう。

保護

物は、日光(紫外線)や風雨(特に酸性雨)の影響で徐々に劣化していきます。
鉄は錆び、木は腐ってスカスカになります。耐久性の良いコンクリートも劣化して表面が粉っぽくなり、アルカリ分が抜けて強度が低下していきます。
用途に適した塗料を塗装することで、日光や風雨から物を保護することができ、素材を長持ちさせることができるのです。

美観

塗装は、無機質な素材に彩りを与えたり、色あせた素材を鮮やかな色に再生することができます。また、色のコーディネートをすることもできます。
屋根と外壁の配色をコーディネートしてイメージを変えたり、室内壁の配色をコーディネートして温かい雰囲気にしたり、リラックス効果を演出することができます。

特殊機能を付与

塗装により、物の表面に機能を付与して価値を高めることができます。
例えば、室内壁に塗装することによってシックハウス症候群の原因物質であるホルムアルデヒドを吸着、除去し、室内空間を快適にする塗料や、抗菌性を付与する抗菌塗料、カビの発生を抑制する防カビ塗料、蛍光塗料や蓄光塗料(夜光塗料)などがあります。
特殊用途では、電磁波シールド塗料や帯電防止塗料、遮熱塗料などもあります。

塗装の種類

塗る素材や目的により、塗料には様々な種類があります。次に種類について見ていきましょう。

水性系塗料

水性系塗料は水で薄められ、使用後乾く前なら刷毛や容器を水洗いできる大変扱いやすい塗料です。しかもシンナー臭もなく、揮発性有機化合物を使っていないので引火性もなく、火気にも安全です。もちろん一度乾いてしまえば水で溶ける事はありません。

油性塗料

油性系塗料は、ペイントうすめ液でうすめて使うタイプの塗料です。
刷毛洗いや用具の手入れもペイントうすめ液で行います。塗り重ねをする時に乾燥時間を充分とる事が大事です。

ラッカー

主にスプレー式塗料として使われ、より強く硬い塗膜を形成し乾燥が速いのが特長です。
また、刷毛塗りタイプはラッカーうすめ液でうすめて使います。
溶解力が強いうすめ液を使用しており、塗り替えの際は注意が必要です。

ニス

主に木部用で、保護、表面仕上げ、ツヤ出しなどを目的とした透明塗料です。乾燥すると木目を活かした透明な樹脂皮膜を形成します。水性、油性、着色などの種類があり、着色は色が付きますが木目を活かした仕上がりになります。

ステイン

木部の着色を目的とした着色剤です。皮膜を形成せずに木部に浸透して着色します。
ニスの上塗りが必要なタイプと必要でないタイプがあります。また、着色のみを目的としたものや防腐・防虫などの機能を持たせたものもあります。

スプレー

ボタンを押すと内部の液化ガスの圧力で塗料が噴霧される塗料でエアゾール式塗料とも言います。簡単に塗れる手軽な塗料です。
刷毛塗りの塗料と比べ、塗膜表面がなめらかで美しく仕上げやすいのも特徴のひとつです。比較的小さなものを塗るのに適しています。

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