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1 着工前挨拶
工事中は、ご近所様にご不便・ご迷惑をおかけするので、必ず工事が始まる前にご挨拶に伺います。
当社では、工事が入る前にお隣に挨拶1週間前、近隣に3日前・前日と挨拶を致します。ご近所への気配りを入念にしてもしすぎることはありません。
また、足場のメッシュシートがカーポートやベランダのアクリル板や波板に触れる場合が多々あるため、工事前にそれらを取り外します。

2 足場着工
塗替えを行う為には効率性・安全性を上げる為に作業用の足場が必要です。
屋根でも傾斜が強い時はその時に応じて足場を掛けて工事をします。

3 下地調整(全体ケレン)
主に手作業で行う作業です。汚れやほこりなどを掃除し、次にサンドペーパーやナイロンタワシのようなもので研磨をして素材表面に微細なキズをつけて荒くして、塗料の密着性を高めてあげます。
見た目ではやったかどうかもわからない作業ですが、やるかやらないかでは耐久性に大きく差が出ることになります。

4 高圧洗浄
家の塗装の高圧洗浄は、外壁や屋根の塗装面にこびりついたカビや汚れを高圧の水流によって洗い落として、塗料の接着をよくするために行 います。
水の出口になるノズルを長靴に当てると穴が開いてしまうほどの強さといえばわかりやすいでしょうか。
網戸やアルミサッシまで、家一軒まるごと洗浄します。
特にコロニアル屋根塗装の場合は、水洗い不足が原因によって、塗装のハガレによるトラブルが多くなっています。
コケや汚れの上から塗っても、素材にくっつかずに塗装が宙に浮いているのと同じです。
外壁とは違い、コロニアル屋根の場合は、水洗いが完全でなければ、ハガレの可能性がとても大きくなってしまいます。

5-1 下地調整(屋根)
屋根の板金釘打ち 屋根の棟板金の釘が出ている場合は、塗装前に釘をきちんと打ちます。
この作業をしないで、釘が出たまま塗装をする会社が多いので要注意です。(この釘打ち工事は、塗装会社ではなく板金会社の仕事のため)

5-2 下地調整(屋根)
屋根の釘を打った後に、コーキング材で埋める 釘を打ったあとは、その上からコーキング材を入れて接着させ、水が入るのを防ぎます。

6-1 下地調整(コーキング 外壁)
古いコーキングを撤去します 家の外壁サイディングの特徴といえば、ボードとボードの境目にある継ぎ目です。
これを「目地」といいますが、この場所と窓などのサッシまわりには、シールという、ゴム状のものが埋め込まれています。
このシールの工事をシーリング・コーキングともいいます。 新築時、サイディングボードを張り終わった工事の後、はじめはマヨネーズ状になっているシールを目地などに注入していき、時間がたつとゴム状に固まっていきます。

6-2 下地調整(コーキング 外壁)
新しいコーキングを埋め込みます。 新築の時は上から塗装をせずにシールそのものがむきだし状態のため、紫外線が直接あたる格好となって劣化していきます。
特に、家の北東側より陽のあたりがつよい南西側の劣化が激しくなります。
そのため、のちの雨水の浸入を防ぐためにも、塗装前にシールの打ち直しの交換工事が必要になってきます。 専門用語では「打ち替え」ともいいます。
ボードメーカーの説明書では、「3〜5年が適正時期」と記載されています。(新築時はむき出しのため)

6-3 下地調整(コーキング 外壁)
サッシ(窓)周りのコーキング増し打ち サッシまわりの場合は、少なからずサイディングボードからサッシの窓わくが突出しています。
外壁サイディングとサッシは、直角のように角度があるため、カッターを入れての撤去が困難な場合があります。
無理に撤去して、カッター等でサッシを傷つける可能性があるときは、増し打ちをします。角度があるため、増し打ちでもシールの肉厚が保てることができます。
高圧洗浄でも落とせなかった汚れがある場合は、シンナー等で汚れを落とし、プライマーを塗ってから、実際にコーキングを埋め込みます。プライマーを事前に塗ることにより、よりコーキングの接着を強力にします。

7 養生
塗装をしたときは、少なからず家のまわりに塗料が飛び散ります。家の塗り替えの場合、ローラーで塗装することがほとんどです。
家の塗り替えには、塗料がついてしまうと不都合な場所がたくさんあります。アルミサッシ、窓、地面の床、植木や植物などです。
そのために、ビニールやテープ、布などで覆って、塗料の飛び散りをふせぐことを「養生」といいます。
玄関前のタイル部分は少し厚めのシート(トントンシート)で養生します。
8 外壁(下塗り)
下塗りのおもな役目は、その上から塗る塗料をはがさせないように接着させることです。
外壁・鉄部・木部など家の塗り替えには、さまざまな素材が使われています。素材が変われば下塗りも替える必要があります。
木部は湿度によって収縮しますので、それに対応できる下塗り塗料を 塗ります。
鉄部の下塗りは、サビ止め塗料を塗ります。
いずれの下塗りも、仕上げの色とは違う色を塗ることになるので、下塗りが塗れていることが確認できます。

9 外壁(中塗り)
塗膜に厚みを持たせるために中塗りをします。ヒビの多い壁は、より厚みを持たせてひびを防止するドロドロとした塗料で塗り替えます。
汚れや、カビが気になる外壁には、シンナー系の高品質塗料で再発を防ぐなど、家の傷みの状況に応じた塗装を施していきます。
木部や鉄部は、壁よりも先に痛んでくるものです。壁は平気でも木部や鉄部が先に痛んでいる家は数多くありますが、その逆はほとんどありません。
木部と鉄部には外壁と同等以上質のいい高品質塗料を塗ります。
また、凹みの部分はハケで先に塗り、最後にローラーで仕上げます。

10 外壁(上塗り)
外壁は3回塗りの3層仕上げをおこないます。
基本は3回塗装としていますが、陰の方角は2回 塗りでも十分持たせられる状況の場合もあります。またその逆で陽がよくあたる方角では、痛みが激しくて4回塗りしなければ十分な塗膜が張ることができない場所もあります。
木部や鉄部の場合は、すべてに同じ塗り回数よりも、痛み方による塗り回数のほうが、長持ちさせることができます。

11 屋根(タスペーサー)
このタスペーサー作業は、いわゆる「縁切り」の作業になります。
塗装をすると、屋根の重ね部が塗料で詰まってしまいます。縁切りとは、瓦と瓦の重ね部に塗装したことによりできた塗膜をカッターナイフ等で取り除き、隙間を作ること。この隙間を作らないと、毛細管現象で屋根材裏面より雨水や結露した水が吸い上げられ、雨漏りの原因になります。
当社では、より確実な「縁切り」を行うため、タスペーサーという縁切り部材の使用(写真左)を標準仕様にしております。
このタスペーサーを入れずに塗装してしまうと、屋根と塗料が接着し雨水の出口をふさいでしまい雨漏りの原因になる事があります。雨水、結露の水分の逃げ道を作るために、このタスペーサーを挿入します。
(タスペーサーを入れない場合は上塗り後、縁切りが必要となります)

12 屋根(下塗り)
スレート瓦にはシーラーを塗り、鉄部の部分には錆止め塗料を使います。異なる素材にはそれぞれ適した材料を塗ります。

13 屋根(中塗り)
屋根の場合も外壁と同じで、中塗り・上塗りは同じ材料を2回塗りします。
中塗りを塗って、十分乾燥時間を取ります。

14 屋根(上塗り)
熟練職人の技でじっくり丁寧に仕上げます。
下塗りと中塗りは塗膜の強さを重視し、上塗りでは仕上りを重視します。
15 確認チェック作業
家全体をビニールなどで細かく養生しても、塗料の飛び散りやはみだしなどは必ず出てくるものです。
シンナーで細かく掃除していきます。また、念入りに作業しているつもりでも、最終チェックで塗り残しを発見することも少なくありません。
足場を解体してからでは遅いので、現場責任の職人が念入りに最終チェックを行います。
16 足場解体・清掃
完了までのあいだ、洗濯にも不自由をかけ、足場で窮屈感を感じさせてしまいますが、足場が解体されると、さらに美しくみえます。
その後、掃き掃除をして完了、お引渡しとなります。
また、工事中はご不便をおかけした旨を近隣の方にきちんとご挨拶します。
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